DESIGN TODAY
世界の最新デザイン事情
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2008/05/13 | SALONE「Salone News in Milan」第1回目、nendo佐藤オオキさんの記事にも登場した吉岡徳仁さんのプロジェクトの数々をご紹介。

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2008/05/09 | SALONE今年で47回めを迎えるミラノサローネ。近年では数多くの日本企業が出展している。

トヨタ自動車「レクサス」ブランドのプロジェクトに参加した「nendo」は、新作となる『diamond chair』とともにインスタレーションを発表し脚光を浴びた。
2008年の「Salone News in Milan」第1回めのリポートは、nendo代表である佐藤オオキ氏にご執筆いただいた。 -
2008/05/02 | KUROKAWAKの作品には13の主要なブランドがある。そのロゴタイプを13人のアートディレクター達がデザインしてくれた。長い付き合いの友人達が9人と新進気鋭の、僕が初めて出会う若手のアートディレクター達が加わって一挙に13のロゴタイプが生まれたのである。それぞれのロゴタイプは僕の作品と対面し会話して発想してくれている。

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2008/04/25D-GALLERY 更新しました!

http://gallery.designtope.net/
上野勝義さんによる写真3部展、いよいよ第3回めとなりました。「回想のフィルム」をテーマにモノクロの神秘的な世界が広がります。どうぞご覧ください。 -
2008/04/23東日本橋にあるマルニ東京木工ショールームが1階部分のリノベーションを終え、リニューアルオープンした。今年発表したMARUNI COLLECTION 2008の新製品発表会を自社ショールームにて開催している。
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2008/04/15 | YASUKOサンジェルマン界隈を歩いているとき、同じデザインの自転車が10数台並んでいる光景に出会った。街中でも同じデザインの自転車に乗っている人を何人も見かけた。詳しいことは何も知らなかったが、ひょっとすると公共レンタサイクルシステムなのかな?と気になって写真だけを撮っておいた。

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2008/04/093月31日から4月3日まで、イタリア・ボローニャで国際児童書見本市が開かれた。児童書見本市として世界最大の規模で、世界中から出版社が出展し、イラストレーターや作家、翻訳家、バイヤーが集まる。4日間、連日様々なコンファレンスやイベントが行われた。

会場風景 -
2008/04/04D-GALLERY 更新しました!

http://gallery.designtope.net/
上野勝義さんによる写真3部展、第2回めは「独り歩きの時間」がテーマです。素敵な写真の数々をご覧いただけます。どうぞお楽しみください。 -
2008/04/032度目のコペンハーゲン。前回は冬だったのであまり出歩けなかった。今回は歩きまくるぞーと意気込んだのも束の間、足首に炎症を起こしていたことを思い出して近場をふらりすることにした。北欧のイメージとして柔らかい光を期待していたのだが、じりじりと日差しが強く、すぐに体力が消耗してしまう。

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2008/03/27 | YASUKOTOY展を見るために国立装飾芸術美術館を訪ねると、TOY展よりも大々的にファッションデザイナーのクリスチャン・ラクロワの回顧展が開催されていた。これが目的でなかったので、例の通りサクーッと眺めて歩いたが、その作品量と発想の豊かさ、まさに装飾芸術という名に相応しい手工芸の数々には驚いた。

国立装飾芸術美術館内
のデザインコーナー -
2008/03/25美濃焼の作家、田中徳男さんの個展が広尾・ギャラリー旬で開催されたので訪れた。田中さんとは、先日東武百貨店池袋店にて開かれた「伝統工芸品展WAZA 2008」で知り合い、焼物のことをいろいろ教えていただいた。

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2008/03/21最近巷でにわかに話題を呼んでいる現代アート。

3月2日までトーキョーワンダーサイト渋谷にて開催されていた金氏徹平さんの作品をご紹介。形のない現象や感覚や記憶、想像を生活の中にあるものを使って再構築することで新しい価値イメージを生み出している。白地図やぬり絵の断片をつないだり、様々なコーヒーのシミを切り取って重ね合わせてみたり。意外性や驚きでいつの間にか元気になれる。(写真:トーキョーワンダーサイト渋谷「Ghost In The City Lights」より) -
2008/03/19モノ:目で見たり、手で触ったりできる対象。物体。品物。
今日、私たちの暮らしの中でモノに不自由することは、まずない。
では、物質的豊かさの中に私たちは何を見出そうとしているのか。
そんな問いをいまさら・・と思うかもしれないが、気になりだしたので少し考えてみたい。モノについて。 -
2008/03/18 | YASUKO1937年のパリ万博の際に建てられた「Palais de Tokyo」が、現代美術のギャラリーに生まれ変わったという噂を聞き、訪ねてみた。場所を調べると、セーヌ川を挟んでケ・ブランリー美術館のちょうど真向かい、橋もあって気軽に立ち寄れる。中は、元万博会場だったというガランとしたラフな空間で、余計な手が加わっていないところに好感が持てる。

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2008/03/14D-GALLERY 更新しました!

http://gallery.designtope.net/
上野勝義さんによる写真3部展、第1回めは「陰影の色彩・かたちの群像」をテーマに美しい作品の数々をご覧いただけます。どうぞお楽しみください。 -
2008/03/07 | YASUKOパリの素晴らしいところは、中世から、19世紀後期のオスマン男爵による都市改造をへて、現代に至る歴史的遺産や街並みの美しさもさることながら、未来に向けての都市や文化的な投資が目に見える形で実行され、誰もが公平に楽しむことができることだろう。

エッフェル塔に程近い
ケ・ブランリー美術館 -
2008/03/03 | KUROKAWAいよいよ、3月5日からニューヨークに乗り込む。株式会社Kがニューヨークを拠点に販売を始める。55コンテンポラリーというニューヨークの会社がKのディストリビューターとなってここから北米大陸全体へ手を伸ばしてくれる。

3月6日から9日までHOME DESIGN SHOWのNO.850 で展示し、その後、11日には55コンテンポラリーのショールームで展示し多くのニューヨーカーを迎えてレセプションが開催される。 -
2008/02/292008年1日2日付のDESIGN NEWS(詳しくはコチラ)の中のNew Year企画「ブログ募集」にご応募いただきありがとうございました。
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2008/02/27先日、国立代々木競技場第一体育館で開催されたファッション見本市「Rooms No16」を訪れた。

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2008/02/19 | YASUKO2007年末、急に思い立って4年ぶりのパリに出かけた。

パリはやっぱり魅力的。先ず、シャルルドゴール空港の建築からして素晴らしい。JALやエールフランスが発着するシャルルドゴール2のFターミナルなんて、下り立ったその瞬間から、この国の美意識と洗練を感じさせてくれる。これで、タクシーでもバスでも電車でも、40分ほどでパリ市内につけるのだからありがたい。それに比べて・・・・・・、日本も観光立国を目指すなら、国際空港の立地や空間デザインをもっと考えてほしいものだ。 -
2008/02/12 | KUROKAWA南極極点制覇!やっと嬉しい情報が届いた。続素美代さんが遂にやったのである。彼女は日本人女性で三人目のチョモランマ登頂者である。この南極極点制覇とチョモランマの両方を制覇の女性は彼女が最初らしい。

南極点Mummにて乾杯 -
2008/02/05 | KUROKAWA柿谷さんという家具作家がいて、もう大分前に訪問したことがある。高岡の森の中に工房を持っていて、奥さんがパッチワークをやっていて二人で素晴らしい素朴な建物をつくって作品を展示していた。柿谷さんは作家というより心は職人なのだがそこが好きだし、なのに現代の生活感情にしっかりと馴染んでいるあたりが凄かった。谷間に降りると温泉があって入浴したのだがこの世とも思われない環境だったし心境になった。

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2008/01/23 | YASUKO2005年にオープンしたゴールデン・ゲート・パーク内にあるデ・ヤング美術館を訪問。

展望台からの眺め -
2008/01/21 | KUROKAWA金箔の皿をつくった。食器といってもけやきの生地に金箔を張り重ねた漆器なのだからどの程度の使用に耐えるのかがまだ分からない。

金箔は兎に角美しい。どうしても禁欲的にデザインを展開して来た僕には金箔と出会わなかったら決して考えもしなかったものなのだが,美というのは実に不思議である。出会って,そして惚れ始める。女性との出合いと似ている。 -
2008/01/16今年オリンピックが開催される中国・北京。世界中から多くの人が訪れるとあって急激に都市化が進んでいる。

私が訪れたのは一昨年前の春、ひとり旅を試みたその最初の訪問都市が北京だった。私が見たもの、それは激変のほんの一片だったのかもしれない。 -
2008/01/02 | YASUKOアメリカ、ニューメキシコの州都アルバカーキーからクルマで90分ほどのところに、サンタフェの町はある。かのジョージア・オキーフはこの町の郊外に暮らし、数々の名作と孤高の芸術家としての伝説を残した。多くのアーティストを惹きつけるサンタフェは、全米でも屈指のアートスポットであり、観光地だ。

プエブロの教会 -
2008/01/02
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2007/12/20 | KUROKAWA2007年11月に中国・アモイの四つの大学で「デザインの修辞法」というタイトルで講演会をしてきました。延べ2000人を超える若者たちに大歓迎されました。中国のいろいろな面を日頃から感じていますが、この若者たちの純粋な瞳を思い出すとほっとします。
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2007/12/20山内ビニール加工(株)取締役営業部長、山内浩二氏は「消費者の需要変化によって、格安の文房具販売サービスや100円ショップが増加し、ビニール仕様の特注品が年々減っている。そうした状況下にあって2006年にデザイナーと一緒に直接生産した『さくらシート』は、つくる側の意欲を促す機会になった」と言う。自分たちが共に作った商品が流通しているという事実が、社内のデザインに対する意識変化の兆しとなったのだ。

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2007/12/18 | YASUKO旅の醍醐味といえば「観る、食う、買う(お土産を)」だろう。その点もトルコは優れている。5000年の歴史が育んだ伝統工芸が数多くある。絨毯やキリム、布製品、陶器類、楽器、象嵌細工製品などなどだ。

細かすぎる柄(これがヒッタイ
ト以来の伝統的なもの)
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2007/12/14沖縄県那覇市、以前は米軍基地があったところに沖縄県立博物館・美術館がオープンした。沖縄の自然風土の中で育まれてきた歴史文化を通して、「海と島に生きていく」ことの意味を問いかける、県内の作家による作品が展示されている。

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2007/12/11「毎日食べるモノを北海道産に切り替えようというムーブメントがあるのに、どうして、北海道産クリエイティブ、北海道産デザインは、ノーマークになりがちなのだろう」。

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2007/12/07 | KUROKAWA今年は激しい一年だった。身体が2つも3つもほしい忙しさだった。2月に中国の友人の事故死、4月に新会社Kの立ち上げ、8月には久しぶりにマダガスカルに息子を訪ねて9月には新会社の対外的発表会。秋はデザイナーズウィークのタイミングにネクストマルニとの共催で新会社のK展を開催、兵庫での文化デザイン会議もあって忙しい文化の秋になった。
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2007/12/06事務所にシュレッダーが届いた。

シルバー精巧株式会社から発売中の「conof./コノフ」。
白須慎之氏と佐藤徹氏によるデザインで、「心地よさ」をコンセプトに展開している。 -
2007/12/06 | YASUKO最後はイスタンブール。かのオスマントルコの帝都だけあって、トプカプ宮殿、アヤソフィア、ブルーモスク、グランバザール、地下宮殿などなど、見所たくさん。もちろん博物館・美術館も多い。

金角湾に架けられた新旧市街を
結ぶガラタ橋の下はカフェやレ
ストランに。 -
2007/11/27 | YASUKOイズミールからイスタンブール経由で、カッパドキアへの起点カエセリ空港へ。このあたりは中部アナトリア地方と呼ばれる高原地帯。BC15世紀(資料によってはBC20世紀とか、古すぎて起源が特定できない)には、ヒッタイト帝国の領土として栄えていたそうだ。

カッパドキアの風景 -
2007/11/21先日開催された100%DESIGNより、特に気になった展示を紹介したい。

金津繊維株式会社から出展のエコバッグ「kna plus」。
環境に配慮した素材開発からデザイン、加工生産までを手掛けているとても興味深いプロジェクトである。 -
2007/11/18去る11月5日、三洋電機芝オフォスにてSANYO International Design Competition 2007 グランプリ表彰式が開催された。グランプリ受賞者である「行徳+金築」こと行徳達之氏と金築尚絵氏、そして審査員の岩崎一郎氏、柴田文江氏、主催者である三洋電機アドバンストデザインセンターの皆様出席のもと華やかに行われた。

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2007/11/16 | YASUKOデザインに関わる仕事をしておきながら、最近、個人で行く旅先には「世界遺産」なんて、悠々自適のシニアが行きそうな場所を選んでしまう。それも、辺境の地にその栄華の痕跡を残している古代遺跡とか、なんでこんなところにこんなものを?という、荒唐無稽なモニュメントなど、人間の内なるエネルギーの強さを実感できる世界遺産だ。さらに、そこに辿り着くまでの移動時間や交通の不便さが大きいほど、感動も大きい。やはり、感動は「楽」しては得られないのかな?

イズミールの海岸線 -
2007/11/02

デザイナーズウィーク中に開催しているイベントTokyo Midtown Design Touch。著名人迎えたカンファレンスとミッドタウン・ホールAでは大使館&招待デザイナーによる展示会が行われている。 -
2007/11/01

六本木一丁目のスペイン大使館にて、50点以上にも及ぶスペインデザインを展示したイベントSpain Playtimeがはじまった。10月31日のオープニングでは会場に入りきらないほどの人で大賑わい。ヒトの個性や精神を培うのに必要な「遊び」の要素をたくさん盛り込んだデザインが紹介されている。 -
2007/10/30

西麻布にあるギャラリーle bainにて「K」とnextmaruniの合同展がはじまりました。
黒川雅之氏がデザインし、或は選んだデザインのプロダクション組織「K」からは黒川氏の集大成ともいえる14ブランドのプロダクトが大集結しています。
一方ネクストマルニからは2007年4月にミラノサローネにて発表されたラウンジチェアとダイニングテーブルを日本初披露しています。 -
2007/10/17

デザイントープのD-STUDIOでもお世話になっているSpeaker Inc.代表の西山眞司氏のオフィスが移転したのでお邪魔しにいった。日本橋小網町にあるビルの9階に位置するオフィスは外観からは想像もつかない洗練された印象を受ける。 -
2007/10/04

フランクフルトにある美術館「shop stop3」にてドイツ人アーティストkarin Seufertの展覧会が行われた。今回は150cm×260cmにもおよぶ大きな作品を創り上げた。
そのコンセプトがとても面白い。一枚の絵のタペストリーに見えるこの作品はじつは、ボタン、それも816個のボタンから出来ている。 -
2007/09/23 | KUROKAWA日本は世界の他の国と一寸様子が違う。日本独自の芸術があり日本では充分に評価されているのに世界では全く通じないことがあったりする。日本画がそうだし伝統工芸がそうである。着物の職人がどこまで世界で評価されるかというと当然、殆ど無理なように、日本の独自な芸術は日本独自な文化の領域で閉鎖的に育てられ守られて来たために今日まで続いてきたのだが、同時に世界的な評価の域外に置かれている。

茶道の仕掛けがそれを育て、守った重要な思想であり作法なのだが、それも残念ながら新しい時代の波がその質を変えつつある。着物も伝統工芸も日本画もまだその世界は元気に見えて実は産業としては一部を除いて、零落の道を辿っている。 -
2007/09/19 | KUROKAWA展覧会が始まった。本当は10月31日から始まるル・ベインでの東京展が最初の発表だったのだが、縁あって、オリエンタルホテル広島のギャラリーでのデビューとなった(オープニングパーティーは11月1日)。

以前、曼荼羅紀行で触れたことのある株式会社Kの商品が、アライアンス企業の努力でやっと日の目を見たのである。
9月7日と8日になんとか間に合ってプレスの皆さんと一部の友人達には披露したのだが、こうしてパブリックへの発表は9月14日のこの日が最初だった。当日、オリエンタルホテルのチャペルで展覧会と同じタイトルで講演会が開かれた。100人の収容人員にそれを超える人々が集まってくれた。
僕は「なぜ株式会社Kを始めたか」をここで説いた。 -
2007/09/18 | KUROKAWA招かれて台湾に行った。コンペの審査とアワードの審査、そしてフォーラムへの出席が目的だった。
久しぶりの台北は綺麗だった。時々通う上海の印象があるから緑豊かで清潔な台北はちょっとビックリだったけれど、考えてみれば当然なのだろう。 -
2007/09/17ジュエリーアーティストとして、ミュンヘンを拠点に活動している鎌田治朗です。

今回、この夏に滞在したハーナウというドイツの町のアーティスト・イン・レジデンスについてお話しします。 -
2007/09/06パリの街を歩いていて、真っ先に気になったのがゴミ箱。

パリの街角にあるゴミ箱はシンプルに出来ていて回収するのも簡単。リサイクルのものは分かりやすく別に道路に設置されている。見た目は素敵ではないけれど、合理的。 -
2007/08/28街中に点在している『citybike』

クレジットカードを使用し、時間単位で借りる事ができます。返す場所は街中のcitybike空いている駐輪所ならどこでも。全てネットワークで繋がっているので、どこの駐輪所に何台あるか常にチェック出来るというわけです。トラムも気持ちいいが、自転車で街巡りはもっと気持ちがいいです。24時間いつでも利用出来るので、旅行者だけでなく住民も使用しているとか。 -
2007/08/28コンテナを積み上げただけのFREITAG Original Shop in Zurich(コンテナというと、個人的に色々と思い出してしまうのですが、、、)

リサイクルのコンテナを一つ一つ彼らによって選ばれたとか。それもあって、遠くからみるとみごとなグラデーションになっています。コンテナ使用する事自体はあまり新鮮味がないけれど、FREITAGのコンセプトにマッチしていてイメージ的にも◎!! -
2007/08/20 | KUROKAWA王宮で寺院。その融合した世界と言うべきか。緻密な装飾が驚異的である。映像だけで十分だろう。
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2007/08/20夏の家族旅行にマダガスカルに出かけた。これはリゾート地じゃない、冒険大陸だ!というのが僕の感想です。異境であり異文化であり衝撃的な空間でした。

ほんの少し,映像でそれを感じてください。やはりいかなきゃ分からないです。 -
2007/08/19 | KUROKAWAマダガスカルには今はタイのバンコク経由がいい。僕の最初の訪問はパリ経由だったのだが、シンガポール経由の時代を経て,今はバンコク経由である。途中で小さな島で給油して,全部でバンコクから10時間程、日本から時差は6時間である。その経由地で冒険から抜け出してやっとバカンス気分を味わったのである。
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2007/08/18 | KUROKAWA坂道が多いから街を散策することが困難である。その上、息子は年寄りには危ないとなかなか街を歩かせてくれない。それでもマーケットを訪ねた。
僕はこれまでフィリッピンでも韓国でも中国でもモロッコでもパリでも・・・・・日本でも下町や古い街を歩くのが好きだ。その土地の歴史や風俗がもっともよくわかる。それなのになかなか歩かせてくれない。
確かに,ある程度は危険なのだろう。観光客風に、カメラを下げてふらふらしていては襲うのに格好の相手なのだろう。 -
2007/08/17 | KUROKAWA首都、アンタナナリブのことを土地の人々はタナと呼ぶ。12の丘で出来ていて夫々に砦があって中心の丘に女王が君臨したのだと言う。この街はマダガスカルの一番高い中心に位置していて,そのまた険峻な複数の要塞で構成された街である。
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2007/08/16 | KUROKAWAそもそも、息子がマダガスカルに住むことになった切っ掛けを作ったのがアレキシスさんだった。かれは東京農業大学へのマダガスカルからの最初の国費留学生として日本に来て、知り合ったのだが、それが縁で彼はこうして遠くはなれたマダガスカルに夢を持つようになったのである。
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2007/08/15 | KUROKAWA車で移動中に沢山の集落を見た。道路に家が引っ付いている村の形ではなく、空地に家々が適当に配置されている、典型的な集落である。一軒一軒がお互いに気遣いしながら適当な間合いをとって集合している。
自分でつくっているらしいこの家の構造は細い丸太を組み合わせている。端部が二股に分かれたそのポイントを上手に使ってはりを乗っけたりしている。時間がある時につくるので建設中の家がいっぱいある。 -
2007/08/14 | KUROKAWAアフリカの東側に寄り添った大きな島。人口は1700万人程度だが国土は日本の1.6倍という。こんなところに僕の息子が住んでいる。

遠くてなかなか行けないのだがやっと家族で訪ねることが出来た。
僕にとっては二度目なのだが、さすがに遠い。バンコクで乗り換えてマダガスカル航空でアンタナナリブに入る。
息子夫妻の迎えを受けて、少しの休息後にすぐ西海岸のムルンダバにプロペラ機で飛ぶ。 -
2007/07/18第637回デザインギャラリー1953企画展

「Designer’s Catalogue 13」
―ミラノサローネでみつけた新人たちー
日本デザインコミッティー主催、建築家で日本デザインコミッティーメンバーの黒川雅之監修による、第367回デザインギャラリー1953企画展「Designer’s Catalogue 13―ミラノサローネでみつけた新人たち」が松屋銀座7階・デザインギャラリー1953にて本日7月18日より開催。 -
2007/07/132007年7月6日 代官山に家具、雑貨ショップ「樹の組曲」がオープンしました。

老舗家具メーカーの「ナガノインテリア工業株式会社」のブランドとして、内装デザインを+Caの鍋田知宏が行ないました。ショップでありながら、様々な催しのプラットフォームとなるべくスペースとなっております。視覚的に奇をてらうのではなく、手触り、空気感、気配…というような、素材を通した身体で感じる「感覚」を大切にした設計です。
お近くにいらした際には、是非お立ち寄り下さい。 -
2007/07/04 | KUROKAWA宇宙のどこかに生命のある星はないか、と真剣に探している人たちがいる。この無限に広がった宇宙だから生命の星はまさか地球だけではあるまい、というのである。それでも、まだ誰もそんな星を発見していない。どうして地球だけに生命があるのか?
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2007/06/25 | KUROKAWA「ものづくり」とはそれを<欲して>、その姿を<描いて>、いろいろ工夫して<つくる>ことなのだが、今のデザイナーはそのなかの<描くこと>だけをやっている。
マーケットが欲するからその通りにつくることがいいことだと思い込み、それが本当にいいものかを考えることをしないで<描いて>いる。「危ないぞ~、マーケットなんてどこにあるんだ?ちゃんと考えないと本当に使う人ではない誰かの欲求を満たしているだけかも知れない」と思うべきである。 -
2007/06/12りんかい線に乗り、国際展示場で下車、強い日差しを避けながら東京ビッグサイトへと走る。

2007年6月6日から3日間に渡って開催の「interior lifestyle」はインテリアを切り口に雑貨やテキスタルなどの多彩な商材をトータルで展示するライフスタイル提案型国際見本市である。今年は過去最多数の30カ国・地域から601社が出展している。
最終日の終了間際に来てしまったことを後悔しながら、それでもザッと見て歩く。そして、、ほんの一部をご紹介。 -
2007/05/30 | KUROKAWA今では「ものづくり」と言えばメーカーのことなのだが、それ以前に「ものつくりの専門家」とは職人のことだった。ものをつくるとは素材を加工することだから職人は素材といつも会話して素材の心を知っていた。加工しているうちに素材への愛情や素材との一体感が育っていくのだろう。
素材とは身の回りの自然の一部のことで、素材と語り合うとは自然と語リ合うことを意味している。人間も自然の一部だから職人さんは「自然と自分との一体感を感じながら素材と会話している人」だと言うことになる。 -
2007/05/27 | KUROKAWA40年前の僕のオフィスのロゴマークは石岡さんだったのだが今は株式会社のKのロゴマークとして再生している。そうなったのは松永真さんのせいである。真さんは僕のオフィスのステーショナリーの作り替えをお願いした時にロゴマークも変えてしまったのである。グラフィックデザイナーが異なるデザイナーのつくったロゴマークを使うのに抵抗があったのであろう。
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2007/05/25 | KUROKAWA株式会社Kという名称には深い訳がある。もちろんKUROKAWAのKなのだが単にそこから来たのではない。普通は会社名が先に決まってロゴマークは後でつくるのだがここではその経緯が逆になっている。
ロゴマークが先にあり、そこからこの会社名が生まれた。 -
2007/05/22私たちの日常生活を瞬時に覆す大災害「地震」。
地震大国日本で生活する限り避けては通れない災害ではあるものの
その恐怖に直面した時、私たちはいったいどれだけ落ち着いて対処できるでしょうか。
AXISギャラリーでは「防災」をテーマに、
デザインを通して「安全」への突破口を模索する展覧会が開催されています。 -
2007/05/21 | KUROKAWAデザイナーが自分の構想をそのまま実現できるということは実に嬉しいことである。日頃は紙の上に構想するのだが,密度の高い構想でも理解者がいないと実現しない。
当然のことだけれど商品化しようという決断をしてくれた企業だってその企業の力の範囲でマーケットを考え、販売先を考え、投資額を考えながら製品化の計画を立てる。当然、リスクは大きいし、僕がどんなに自信があっても相手企業次第で実現はしない。 -
2007/05/18 | KUROKAWAOEMとは<original equipment manufacturing>の略称であり、「相手先ブランドで販売される製品の受注生産」のことを言う。これは今ではメーカーの多くがこういう立場で仕事をしている。
「物をつくる企業」は、市場がなにを求めているかを予測し、それを製造して小売店に販売するのだが、この製造という中心的な作業に意識も資金も集中して、川上である「予測・企画」と川下である「広報・販売」がどうしても疎かになる。 -
2007/05/16 | KUROKAWAシンプルに自分のイニシアルをそのままにした株式会社Kを設立した。これはいわば自分の仕事の総括だと思っている。
デザインは物をつくるためにする行為なのだが,それがなかなか実現しない。デザイナーは物というメディアで語る語り部であったり小説家であったり哲学者なのだが,スケッチや図面やモデルだけで終わってしまっては表現できないのと同じである。
普通、デザイナーは企業から依頼されてデザインするからいろいろ変更されてしまうことはあってもとにかく実現する。違うんだよな…とか思ったとしても、とにかく歌手なら歌が歌えたことになる。 -
2007/05/14 | KUROKAWAオフィスを開いて40年になる。その間、一貫して10人以上のスケールにしないと決意していた。バブル期の仕事がいっぱいの時もそれを死守して来た。ある先輩は、「君、それは寂しいことになるよ」といっていたけど、確かに寂しい思いはいっぱいだった。どうしても仕事の仲間は入ったり出たり。まるで大学のような感じだった。大組織だとどんどん人は組織の中での立場が上がって、課長から部長、そして、社長や会長になるまで、ずっと定年までやっていける。ところが、10人ということはいつまでたっても部下ができない。意欲のある人はどんどん出て行くことになる。また別れだな、と飛び立つ若者を祝福しながら、寂しさを噛み締める。
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2007/05/09展覧会の前日、会場となる松屋銀座7階デザインコレクションを目指し、事務所スタッフはせっせと商品を運び込む。

GOMトレイにGOMクロック、GOMチェーンなど、とにかくGOMでいっぱいだ。
会場を通りかかるとポップなロゴが目に飛び込んでくる。設営の段階ですでに引きつけられるように人が集まってきた。
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2007/05/01「こどもと一緒に休日を過ごしていますか?」

そういう問いをテーマに、デザイナーや造形作家など15人のクリエーターがモノやコトの提案を試みる展覧会がこのゴールデンウィークに行われる。それぞれが、自分のこどもの頃を思い出しながら、あるいは、自分のこどもとすごす休日を思い浮かべながら、あれこれ考えたとのこと。ピクニックだったり、キッチンでの料理づくりだったり、手をつないでのお出かけだったり、リビングで本を読んだり、昼寝だったり、ゲームだったり、そんな休日を盛り上げる道具たち。 -
2007/04/23 | SALONEARCHIVESもう疲れ果ててしまった。見てないものもいっぱいある。だけれど殺人に等しいこのサローネの現状は日本にいる人たちには伝えにくい。

サローネも最後の日曜日。会場も街も人でいっぱいである。そこへサッカーゲームが今日はあってinter Milanが優勝したとかで街中が騒いでいる。ドゥオモの広場もそこらの広場も全部イタリア国旗を翻した車や単車がクラクションを鳴らして疾走する。車はなかなか動かない。歩くのも怖い程である。
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2007/04/22 | SALONEARCHIVESフィエラで大々的に展示していてそちらに主力があるが、ここでは街の中のカッシーナの展示を少ない写真で報告する。

大御所だからまだまだやる気があるな,とは思うが他の報告に任せたい。 -
2007/04/22 | SALONEARCHIVESこの牛は東京の丸の内にも20匹程いたな。どうやらだれかアーティストがスポンサーを捜して全世界でのイベントに実施しているらしい。要するに沢山のアーティストたちに参加させていろいろな牛を街中に展示するのである。サローネの風物詩。

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2007/04/22 | SALONEARCHIVESすばらしい会場でいつも展示している。これは常設なのかサローネ期間だけの展示なのかは不明である。相変わらず優れた製品群を提供している。僕の昨年提案したタオル掛けはどうやら没になったのか発表されていない。

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2007/04/22 | SALONEARCHIVESキヤノンの5Dを買って24から105までのズームレンズを手に入れて、持って来ている。撮影が楽しくてしょうがない。重いけれど実にいいカメラとレンズである。もうまったく携帯式の薄くて小さいデジカメを使う気がしない。

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2007/04/22 | SALONEARCHIVES今年は始めてかも知れないがサローネを意識して,ユーロルーチェを対象に作家に依頼した新作展示をしている。

天井のうねうねがラブ・グローブ,繊維の丸いぼんぼりが伊東豊雄、小さなLEDのスタンドがバッグのデザインと事業化で有名な蓮池さん、丸い小さな厚手のクリスタルの裏をスモークにしたものが吉岡徳仁、うねうねしたフラワーの作品は名を知らないデザイナー。技術開発は困難だったそうだが、優れている。 -
2007/04/22 | SALONEARCHIVES僕も小椅子の修正をしている。初めの小椅子では二次曲げだった合板の座と背を三次元の曲げに修正している。理由は座り心地の改善が一つなのだが,もう一つ製造上の難しさの回避でもある。90度の曲げだったからその角度に正確に成形が難しい、成型時は良くても時間と共に戻りが生じて角度に変化が生まれてしまうからである。直角のフレームに直角の曲げ合板の背と座の部品が接近しているためにその角度の管理が猛烈に難しい。そこでアームチェアーでやっと試みた三次元の曲げ部品のサイズを修正して小椅子にも取り付けることにしたのである。

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2007/04/22 | SALONEARCHIVES伸さんがネクストマルニの会場に来てくれた。にこにこ笑いながらだがおしかりを受けた。どうして僕の椅子のことが書いてないの?と。昨年の作品とそう変わらなかったからだよ,と言ったのだが気になったから書くことにする。

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2007/04/22 | SALONEARCHIVES毎年、楽しみにしているインゴ・マウラーの展示である。多分、彼の作品というより彼の誘導した他者の作品ではないかと思うのだがご存知の方は教えて欲しい。

内田繁君の光の波の作品もそうだが、光は永久にドラマティックな,人間を感動させる要素である。 -
2007/04/22 | SALONEARCHIVESトリエンナーレの庭に坂茂君の小屋があった。リサイクルできるプラスティックとパルプによる素材をH型やT型に成形して鋼材のように構築した小屋である。部材の一部、水平部位が少し撓んでいたのが気がかりだがリサイクル素材と歌っていた。

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2007/04/22 | SALONEARCHIVESこの写真は「NEW CREATIVE GENERATION / THAT’S DESIGN」という、スーパースタジオで発見した展示スペースの作品群である。ここでの展示は<どんどん,プロフェッショナルになって来たサテリテに対抗して>学生たちに焦点を当てたどこかの企画なのだろうがこういう企画は展示内容にその成果が決定づけられてしまうところが一寸辛い。

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2007/04/22 | SALONEARCHIVES日本からのデザイナーの個展とグループ展である。

個展は喜多俊之さん、グループ展は内田繁さんのグループ。内田君のガラスの樹と水の反映がいい。このガラスの樹はチェコでつくったそうである。水は数回の失敗を重ねてやっとここまで来たと言っていた。 -
2007/04/22 | SALONEARCHIVESD&Gのシアターで表現されている作品である。D&Gのオーナーの支持を受けてこの展示が実現したそうである。

あまっちょろいアート作品か合理的な椅子かコンセプチャルと称した椅子か、椅子を巡っていろいろな作品がサローネには見れるのだが,これほどインパクトのあるものはない。かろうじて椅子だがもはや彫刻と言うべきだろう。
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2007/04/22 | SALONEARCHIVESメンディーニの楽園とは僕の命名であってこの椅子の名前ではない。メンディーニの活動はポストモダーンの華々しい登場とともに忘れられない記憶なのだが、その活動と世界観が僕には楽園のように思い出される。片隅に,でも堂々とステージに飾られたこの椅子の華麗さは楽園からのメッセージのように見える。

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2007/04/22 | SALONEARCHIVESこれはいつ頃からか、このトリエンナーレの玄関先に置かれている。人が入って遊ぶためなのか,中にスパイラル状の歩廊がある。お口直しの映像。

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2007/04/22 | SALONEARCHIVES僕は十分にモロゾーという会社の歴史も思想も知らない。それぞれが調べて理解して欲しいのだが、僕の目には実に興味深い企業に見える。別の報告の中で紋様と称して書いた報告はこのモロゾーだった。

モローゾーと読むのかモロゾーでいいのかも分からないのだが、ある新鮮な境地を垣間見せる。装飾をはぎ取って来た近代デザインがまるでファッション(クスチームデザイン)のように存在感を変えている。 -
2007/04/22 | SALONEARCHIVESトクジンは当然のことながら見せ方がうまい。彼はプロダクトデザイナーというより、ティスプレー・デザイナーなのだがそこからつくる彼の目線は普通のプロダクトデザイナーには発見できない「見え方を超えたデザイン」がある。

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2007/04/22 | SALONEARCHIVESトリエンナーレはいつも必ず訪れる。いろいろな企画展があっていいものもあればパスしたくなるものもある。

隈と原研哉の展覧会はどこだったか,日本の不動産会社の展示として開催されているのだがこのトリエンナーレでは写真のように広場でレクチャーがあったり、アンドレア・ブランティのまとめた現代イタリア展があったりする。 -
2007/04/22 | SALONEARCHIVES隈さんはすっかり日本づいている。ちょっと嫌らしい程に日本の美意識を利用している。それもなかなかうまい。自分の中を観察して見つけた現代に通用する美の表現という正当な美意識,そうありたいのだが隈さんのはそのぎりぎりをいっている。もう少しで危ない迎合的な日本趣味になる直前と言うべきだろう。我々にはそう驚くこともない手口である。原研哉のつくばいがいい。つくばいと称しながら決していやらしい日本風ではない。

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2007/04/20 | SALONEARCHIVESなんだか洗練されて来た分だけ生のデザイナーの主張が見えなくなった。田舎の会社だったTOTOが一生懸命にデザインを追求していたあの時代が懐かしい。一つずつの製品のデザインが先になくてはならない。その一つずつの製品に込められたデザイナーの想いこそ展示したかったなと思う。

ソフィスティケートされてTOTOの優れたエネルギーが見えなくなった。
入り口に展示されていた便器がすばらしかった。まだまだすばらしい製品があるのだがと、この投資がもったいないなと思う。 -
2007/04/20 | SALONEARCHIVESまるでかってのヨーロッパを闊歩した団体旅行団のようである。多くのイタリアのデザイナーたちはもっぱら「お酒がおいしいよ」とそのお祭り性を歓迎している。お酒の展示が森ビルの制作した東京の巨大な模型と一緒に会場の目玉になっている。

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2007/04/20 | SALONEARCHIVES見事な電子楽器のデザインを続けてきたヤマハのデザインチームがやっとサローネにやって来た。かれらが発見した電子楽器の思想と表現はほとんど過去に例を見ない原型的なものだし、この革命的で奇跡的なこの表現の発見はそれぞれの楽器を展示するだけで充分である。

本当は電子楽器だけの演奏会を開催するのでいいのかも知れないのだがここでは<車の修理スペースであった会場に記号としてタイヤを持ち込んでその他は何もしない>という彼ららしい楚々とした展示である。
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2007/04/20 | SALONEARCHIVESレクサスを見せる。これが目的のデモンストレーションである。昨年は吉岡徳仁の鮮烈な表現。しかもトヨタ×トクジンという姿勢があるからレクサスとトクジンの椅子が対峙しながらいい効果を上げていたのを思い出す。

今年はその表現の構想と構造が見えにくい。
建築家とトヨタの企画グループが一つとなって表現を検討して見せようとしているのだが理屈が空回りしている。 -
2007/04/20 | SALONEARCHIVESサテリテをくまなく歩く。単にこの「サローネ報告」のためだけではなく、7月に開催される銀座松屋のデザインギャラリーでの「デザイナーズ・カタログ」への招待デザイナーを捜すためでもある。これからの若手のデザイナーを発見して背中を押すことを目指したこの展覧会は「未熟だけれど将来性のあるデザイナー」を発見することが最重要だからである。この展覧会で選んだデザイナーたちのほとんどがその後、期待通りに活躍している。

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2007/04/20 | SALONEARCHIVES今、紋様のことが頭から離れない。そもそも、もう40年前に装飾って何だろう,それを極めないとデザインの本質は見えないかも知れないなと考えていた。最近、景徳鎮で磁器の製作を始めて特徴的な過去の優れた紋様をみつけ感動し、現代の景徳鎮の皿絵のような作品を見て,何かが間違っていると感じ始めた。

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2007/04/20 | SALONEARCHIVES一枚のシートが折り曲げられてテーブルや椅子になっている。一見段ボール製のように見えるが現物はしっかりとしたすばらしいテクスチャーのプラスティックのシートである。折り曲げ部分の線がミシン穴のようになっていてそこから折り曲げたのだろうと思わせる。

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2007/04/20 | SALONEARCHIVESイッセイミヤケに「一枚の布」というのがあるがシートからの発想のものをいくつか見る。それは当然なのだが、家具はシートだからだろう。

家具は座る面が保持されていればいい、それは宙に浮かんでいても尻を支えてくれるシートでいい。テーブルもコーヒーカップや本や照明スタンドを支えてくれる平面があればいい。これも空飛ぶカーペットのようにシートでいいのだ。
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2007/04/20 | SALONEARCHIVESフランスの美意識を一人代表しているかのようである。

穏やかにたおやかで以前のスタルクより僕は好きだ。それも一寸様子がおかしい。すべて誰かとの共同作業のような表現がされている。詳細を問い合わせた訳でないが,例えばこの写真の一つにある椅子はphilippe starck by DOLCE & GABBANAとあってスタルクはデザイナーの名前というよりブランド名としてフィリップ・スタルクが使われている風である。もはやデザイナーであるよりブランド名なのだ。
それにしてもフランス文化の正当な継承者の風格さえでて来たから面白い。 -
2007/04/20 | SALONEARCHIVESネクストマルニの二つのラウンジチェア。一つはアルベルト・メダの作品とコンペのグランプリ勝者、すみいてつの作品である。

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2007/04/18 | SALONEARCHIVESいよいよ、今年もミラノサローネが始まる。特別な緊張感がホテルや街に漂っている。

世界から人々が続々と集まり、色々な噂や意見がこの地に働く人々の口から僕の耳に漏れてくる。ロンドンの大学から学生がこぞってサテリテに展示しするらしい、とか「サローネはイタリアと日本のためにあるみたいだね」という人もいる。それほど日本のサローネ熱はピークに達しているらしい。スタジオを訪問したあるイタリアのデザイナーは案内状の山を指して,これはもうゴミだよと言って退けた。「その中に僕のもあるよ」というと「あ、僕のも入っている!」とまるで笑い話である。 -
2007/04/15 | KUROKAWA少しずつ死のことが見えて来た。死ぬとはどういうことかが分かって来た気がする。
宇宙と自然とを同じことのように感じていたのだけれど、どうもそうではないらしい。自然とは生命体の生息する世界。宇宙とは原子の世界なのである。そして、死ぬとは自然から宇宙に還ることのようなのだ。
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2007/04/10いま開催中のコンペ「SANYO international Design Competition 2007」の参加者をよびかけるポスターが日本及び世界各地の主にデザイン系の学校に掲示されている。すでにご覧いただいただろうか。

このポスターをデザインしてくださったのは、グラフィックデザイナー古平正義(こだいらまさよし)さん。彼が最近手がけた仕事に「LAFORET GRAND BAZAR」ポスター・CM、「Patisserie KIHACHI」パッケージデザインなどがある。また4月12日から3日間、丸の内で開催されるイベント「TAKEO PAPER SHOW 2007」ではADを務め、イベント参加各ショップのオリジナルアイテムをデザインしたりしている。 -
2007/04/03江戸の職人たちをデザイナーと出会わせて現代のものづくりをしようという企てが 菅野傑さんの手で行われた。ここではその結果だけが並んでいたのだがきっとこの背後に職人とデザイナーの衝突と和合があったのであろう。

問題はこれからこれらがどう社会に販売された産業として芽吹いていくかなのだが,そのまさに最初の一歩が始まったのである。 -
2007/03/26“愛こめて、さくら、さく”

東京に桜の開花宣言があった翌日、桜の開花とともに春のスタートを告げてくれるようなうららかな宴が開催された。O-Jewelによる「桜展」。展覧会初日のオープニングパーティはたくさんの人で賑わいをみせた。ピンク色のおいしい桜マカロンが振る舞われ、美しい音色が響きわたり、個性豊かなジュエリーたちが視界に飛び込んでくる。五感をフルに刺激してくれる楽しい時間となった。 -
2007/03/132月9日にオープンした「hpgrp Gallery 東京」。3月11日まで行われていたオープニングの展覧会は、ブエノスアイレスからのアーティスト、Julian GattoとGuillermina Baigueraの二人の空間インスタレーションだった。

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2007/03/06 | KUROKAWA友人から返信があった。以下、本人の許可を得て掲載します。
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まあ、勝手に決めつけないで。
年よりだけが特権的に死を語れるわけでも、死と向かい合って
いるわけでもない。
ブログ読みました。
「今日は死ぬのにもってこいの日」あれは私が黒川さんに紹介した本だね。ずいぶん前のことになるけれど。 -
2007/02/28黒川雅之率いるk-studioのスタッフは先日, 上海へ社員旅行に行って参りました。とても刺激的で多くのことを感じた旅行となりましたが, その一部をレポートしてみたいと思います。

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2007/02/24 | KUROKAWA「今日は死ぬのにもってこいの日だ」というのがある。
尊厳をもって自分の死をおおらかな自然観から捉えるネイティブ・アメリカンのセリフである(ナンシー・ウッド著/出版・めるくまーる)。
宗教が説く死生観ではなく自然の1部として生きる人間のセリフである。 -
2007/02/18 | KUROKAWA一人一人がそれぞれの喜びや悲しみを感じながら生きている。恥ずかしかったこと、不愉快だったこと、思わず微笑んでしまったこと、思い出しても辛いこと、ふと感じる不安や寂しさ、嫉妬、侮蔑、自己嫌悪、でも頑張るぞ~と自分に言い聞かせる瞬間、そしてまた落ち込んでしまう瞬間・・・そんないろいろな想いの中に一人一人の人は生きている。人生は簡単ではない。毎日、毎日それなりに苦労してそれなりに楽しく生きている。
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2007/02/13プラチナストリートからやや入ったところにある、白い螺旋階段の地下に、昨年新しいギャラリースペースができたのをご存知だろうか。

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2007/02/10 | KUROKAWA大連の友人が突然この世から旅立った。
東京にいる僕には始めからその友人の存在が、毎日会う訳ではないから現実感がなく、その死がそれ故に現実に思えない。
まだ出会って1年にもならないのだがメールのやり取りで気持ちだけは心の、結構深いところに侵入し合っていて、その死がとても辛いのだけれどその死からまだ12日しか経過していないこともあって未だに実感が湧いてこない。ただただ喪失感だけが残されていてその感覚が1日に何回となく蘇ってくる。
その友人の存在が始めからはかない夢のようだったから、そのまま本当の夢になってしまったと言うのが当たっている。 -
2007/02/092月3日(土)、19時過ぎに灯火され、あっという間もなく食べられてしまった炎、【Lumiere】。

この晩、店内から外にかけて、かきわけても進めないほどの人であふれた。 -
2007/02/02「太郎賞」「敏子賞」「特別賞」の3点、および入選13点、計16点の作品展が始まる。

時代に先駆けて、たえず新たな挑戦を続けてきた岡本太郎。岡本太郎芸術賞は、そんな彼の精神を継承し、自由な視点と発想で、現代社会に鋭いメッセージを突きつける作家を顕彰するべく設立された。 -
2007/01/312007年1月、黒川雅之建築設計事務所にて第2回スタジオコンサートが開催された。

ジャンルはJAZZ。それも、ウッドベースとアルトサックス、そしてヤマハのMODUS H01(電子ピアノ)によるトリオで、2層吹き抜けのスタジオ内に、日曜の午後、JAZZのswingが響き渡るという贅沢なひとときとなった。 -
2007/01/30国立本店(くにたちほんてん)を会場に、連続して開催される「8×4シリーズ」の第1弾【てぬぐいろいろ展】が明日、1月30日(火)よりスタートする。

ちなみに「8×4シリーズ」は、それぞれに8人のクリエイターが参加するグラフィック、プロダクト、クラフト、建築の4つの小さな展覧会であり、会場となる国立本店は「国立デザインセンター」が主催運営するBOOK & CAFEのことである。「中央線デザイン倶楽部」のひとつの活動拠点であると同時に、デザインに興味のあるすべての人と街に開かれた場所となる。 -
2007/01/16一昨年2005年11月のコンセプトモデル発表以来、そのプロジェクトの進行と発売が待たれていた吉岡徳仁氏デザインによる【MEDIA SKIN】が、au design project第6弾として登場すると、本日2007年1月16日、発表された。

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2007/01/102006年12月末のとある夜、六本木で【Lumiere】というパーティーが行われていた。

21時、満席のバーのカウンター。
22時過ぎ、ひといきれで熱気を帯びたコンセプトショップの空間。
それぞれに並んでいるのは、直径2センチほどの、まるいチョコレートたちだ。造形作家である大畑周平氏が着想から数年かけ、パティシエの協力も得ながら制作してきた作品(チョコレート)が、この冬いよいよ完成した。そのお披露目のパーティーが二カ所で行われたのである。
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2007/01/01 | KUROKAWA何も変わるわけではないのだが新しい年は気持ちがいい。誕生日にしても正月にしても,だらだらと動いていく月日に区切りを付けて、正月だ、誕生日だと再出発の日を決めるだけで命が蘇る。さあ、今日の始まりだ!と毎朝思うだけで再出発できる。
時というのは空間と同じように連続的なのだが、人がそれにかかわると途端に違う様相を持ち始める。今と言う一瞬はそれが刻々と移動してとどまらないのだが常に<これまでの過去>と<これからの未来>を今の後ろと前に持っている。
問題はその<これまでの過去>と<これからの未来>の間にものすごい断絶があることである。 -
2006/12/112006年10月西麻布にて、人形作家である粟辻早重さんの著書「ふくよかさんがゆく。」の出版記念をかねた展覧会が開催された。来場者をおしわける私の目に飛び込んできたその「ふくよかさん」たちの、愛おしささえ覚えるそのポップで躍動感のあるヴィジュアルに、なぜか私は母を想った。体型が似ているのでもないのに。

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2006/12/10 | KUROKAWA最近、写真を真剣にやってみようと思っているのだが、できた写真を見ていると僕の写真は物をとっていない.必ず空間をとろうとしている。空間は物と物の間に出来る「間」だから空間をとることで物も撮っているのだと言えないことはないのだが、僕の写真には物の霊魂までは写っていない。
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2006/11/23 | KUROKAWAデザインとはどの範囲を言うのか、どうも僕の中では二つの範囲があるようである。普通は「ものというかたちで様々な欲求の力を収斂させる」ことがデザインなのだが,もう一つ大切なデザインの範囲はその「ものが成立する条件をもつくりあげること」である。
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2006/11/22 | KUROKAWA何のために生きているのだろう、と考えることがある。これまで色々な仕事をして来たが、建築から始まって工業化建築の開発から、建材の開発、そして、プロダクトデザインに夢中になって、そしてインターネットに、今では自分のデザインしたものを販売することまでやっている。そして、その全部がデザインだと思ってもいる。
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2006/11/05 | KUROKAWA愛とは不可解でちょっぴりスキャンダラスで、そうは簡単に口にできないセリフである。僕はこの愛と言うセリフで2度ほど人の心との断絶を経験している。
シンポジュームでいろいろ議論をした後で『結局,建築もデザインも愛の問題だ』といったところ相手は息をのんで、その後、あいつと議論するのはごめんだ、と付き合ってくれない。も一つは早稲田大学で学生に対してこの同じセリフを言ったらしい、らしいと言うのはちゃんとその瞬間を覚えていないからなのだが、最近その学生がプロの建築家になって出版した著書に『黒川と言う先生が・・・』と前述のセリフを書いているのを発見したのである。 -
2006/11/03 | KUROKAWA逸話4/<九龍公平杯>の伝説
明の時代のことです。政府は景徳鎮に皇帝のための専門工房として<御窯工房>を開設しました。
その噂を聞いて多くの陶磁器の職人たちが景徳鎮に集まってきました。そこで働きたくても簡単な事ではないのですから選ばれた技師たちは全部優れた技術を持っている技師たちばかりでした。
景徳鎮の県長は皇帝の関心を買おうと<御窯工房>の技師たちに半年以内に<九龍杯>という陶器を作らせるという厳しい命令を出しました。よくできれば賞金を与えるけれど、できなければ厳重に処罰をするというのです。県長は自ら現場にいて監督までしたのです。 -
2006/11/02 | KUROKAWA逸話3/陶磁器の仙人
民国年間に景徳鎮に曾生という人がいました。彼はとても有名な陶磁器職人でした。ただの土が彼の手にかかるとまるで本物のようになるのでした。彼が仙女と花を彫刻すると仙女どころかその周囲に沢山の華麗な花がまるで本物のように香りまで漂って咲き乱れるのでした。こんな優れた腕を持つ職人は生活には余裕があるのだろうと思われるでしょうが、彼はまったくその逆でした。彼の作品は宝物のように高値に売れたのですが、資本家と官僚たちがいろいろな名目で税金を徴収し、ほんの僅かしか残りませんでした。その上、彼は自分より貧しい人たちを援助していつも貧乏でお腹を減らしていました。 -
2006/11/01 | KUROKAWA景徳鎮は1000年の歴史を持っている。中でも明の時代は多くの傑作が生まれ、世界に輸出された輝かしい時代であった。当時は官窯と呼ばれる皇帝のための陶磁器を生産する窯があり、そこでは数十、数百の器を焼いてその中から優れた器だけを選びだし皇帝に納めていたと言われている。そのために今でも当時廃棄された器が固まりとなってでてくるという。
そんな景徳鎮には当然、多くの逸話が伝承されている。その多くは皇帝のためにどれほど苦労して美しい器を生み出して来たか、その職人たちの悲しい物語である。
そのいくつかを紹介しよう。(採集・翻訳/劉海清、日本語監修/黒川雅之) -
2006/10/27 | KUROKAWAコンピュータのデスクトップの片隅にこの原稿を見つけた。一寸季節外れだが掲載する。
今年の秋はまだ曖昧に始まって本格的な秋晴れを見せてはくれてはない。ほんの一日深い秋の空だと思ってもすぐ曇りになり雨になる。
日本はなんて多様な気候を見せてくれる国なのかと思う、そしてそのことが日本人の多様な美意識を育てたのだなとふっとこの秋らしくない秋にも感謝したくなる。
秋らしくない秋に秋を感じ、雨の降る日にもその美しさを愛で、風の強い日にはその風が好きだったと少年の頃を思い出してそれを楽しむ。夏は暑くなくっちゃな、とあきらめではなく本当にそれを楽しむ。 -
2006/10/26 | KUROKAWA景徳鎮で皿をつくろうと思い立った。訪ねて景徳鎮の国営企業と作業に入った。その街のイメージを探す、多くの人々に会う、景徳鎮陶磁器大学を訪ね、教授と会い、そして、歴史を調べる。
小学生の時代に知ったあの中国の景徳鎮の知識とも、二十数年前に訪ねた煙突のいっぱいあった景徳鎮とも今は恐ろしく異なっている。1000年の歴史はどこへ行ったのかと思うほどに簡単には見つからない。深く知るに従って景徳鎮の神髄のようなものが少しずつ見えてくる。
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2006/10/15 | KUROKAWA椀と碗。椀は漆器などの木製の場合、碗は磁器や陶器の場合に用いるそうである。同じ発音でも漢字は正直にその素材や感触まで伝えている。英語だと単に「ボール」だから深い身体感覚での意味までは伝えてくれない。
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2006/10/09 | KUROKAWA器(うつわ)って何だろうといろいろ考えている。その思いと想いをいろいろな形で書き記していくことにする。
もう二年ぐらい昔からになるのだが、朝食をパンからご飯に切り替えて日本式の朝食を始めた。理由は健康なのだが和食はオイルを使わないし、用いる素材が多様でいかにも健康にいい。
始めは何でもない茶碗を使っていたのだが、そういえばすばらしい漆器の碗を頂いたのだったとしまい込んでいた二つの漆器の椀を持ち出して使いだした。
一つはご飯にもう一つはみそ汁に。その二つともそれぞれ優れた作家か職人の作品だから食べていて気分がいい。手触りも口障りもよくて急にご飯もみそ汁も美味しくなった。 -
2006/10/05 | KUROKAWA書道家の柿沼康二さんをテレビでインタビューしていた。名筆をそのまま書き写すことを臨書というそうである。彼は毎日必ずこの臨書をするという





