DESIGN TODAY
世界の最新デザイン事情

うららン放浪記、vol.2 コペンハーゲン 

浦崎篤子

2008/04/03
2度目のコペンハーゲン。前回は冬だったのであまり出歩けなかった。今回は歩きまくるぞーと意気込んだのも束の間、足首に炎症を起こしていたことを思い出して近場をふらりすることにした。北欧のイメージとして柔らかい光を期待していたのだが、じりじりと日差しが強く、すぐに体力が消耗してしまう。

というわけで中央駅にほど近い、いくつかのスポットをご紹介。
歴史的で美しい街並みの中にちらほら近代的な建築と出会う。
ラディソンSASロイヤルホテル。これはアルネ・ヤコブセンがトータル設計したホテルである。現在ではほとんど改修されてしまったが、エントランスから最上階にあるレストランのカトラリーに至るまで存分にヤコブセンの世界を味わうことができる。
客室においては、唯一606号室のみ当時の状態で残されている。たまたま予約が入っていなかったので、少し見せてもらえることになった。
さわやかなエメラルドグリーンの家具で施されたインテリア空間。ドアノブや浴室シャワーヘッド、キャンドルホルダーにまで統一感のある気持ち良さが感じられる。レストラン「アルベルトK」では市内を一望でき、最高のディナーが味わえる。



別称ブラックダイヤモンドと言われる王立図書館はシュミット、ハマー&ラーセンの設計によるもの。2階から1階へ下るエスカレーターからの眺めはダイナミックそのものだ。


それにしてもこの国はデザインにとても寛容であり、多くのヒトとそれを共有したいという空気をすごく感じる。