Yasuko's Room
元アクシス編集長関康子のデザイン寄稿
パリ<5> 都市機能の参考例
関 康子
2008/04/15



パリの公共レンタサイクルシステム

向こう側に見えるビアデュック・デザール


上層部は散歩道に

下階はアトリエやショップに
詳細は、コチラ(←クリック)を参考にしてください。
もうひとつ、パリリヨン駅近くあった鉄道の高架橋が市民憩いの散歩道とアートショップ街にコンバージョンされたという情報を聞きつけで出かけてみた。「ビアデュック・デザール」というらしく、高架橋の上部は植栽されて散歩道になっている。ウィークデイの午前中にも関わらず、ジョギングや犬の散歩を楽しむ人、通勤のため早足で通り過ぎる人など、結構活用されている。散歩道のアクセスも隣接するアパートの階段を共有するなどの工夫が凝らされていて、多数設けられている。下階は高架橋のアーチスペースを利用して、アーティストや職人のアトリエ、ショップになっている。正直、ショップには目ぼしいものがなかったけれど、都市にまっすぐ伸びる空中庭園はなかなか興味深い。
パリ2に「古きよきモノを残しながら、新しさへのチャレンジを忘れない行動力が、世界中から観光客を惹きつける原動力になっているのだ」と書いたが、美術館や劇場といった目立つところだけなく、こうした地味な部分にも新しいアイデアを取り込むパリは、やはり1年に1度は訪れたい街である。




