愛することと愛されること

2008/12/09
欲することは大切なことである。こうしたい、ああしたいという欲求を持つことも、それを表現することもできない若者が多くなったと言う人がいる。この欲求は人間の命の力だから根本である。
しかし、欲することも大切なのだが欲せられることが次に大切だと知るべきだなと思う。
お金が欲しいと追いかけるとお金は逃げていく、と僕は先に書いた。お金が欲しかったらお金の方を見ないでしっかり真剣に生きたらいい。しっかり生きていれば自ずとお金がついてくる・・・・そう書いた。お金に惚れるより、お金に惚れられることが大切なのである。

商人は商品をどう売ろうか・・・を考えるより、どうすると売れるかを考えるべきだろう。自分が売りたいのだけれど売れるためにはお客が欲しがることが先だし欲しがられてこそ売れていくからである。

女に惚れるより惚れられることが大切・・・というのと同じである。惚れることは簡単でも惚れられるのは簡単なことではない。

表現だって同じである。伝えたいということはデザイナーならいっぱいある。もちろん1人の人間としてだって伝えたいことは山ほどある。でも聞く耳を持たない相手には何を言っても伝わらない。
知りたい、聞きたいと、相手がこちらを注視し待ってくれている状況がなければ何を言っても伝わらない。

教育だってそうだ。学ぼうとする気持ちをつくることが大切である。学ぼうとしている人なら教育しようなどと思う先に学んでくれる。商売もそうだし、恋愛もそうだし、芸術表現だって同じなのだ。

押す力より引く力が大切なのだ。
人間関係は押すという「プラス」の力より引くという「マイナス」の力が重要な役割を果たしているのである。
愛される、好かれる、好まれる、欲しがられる、学びたがる・・・求められることがつなぐ世界はきっと涅槃であろう。
(2009,12,6)




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引く力というとオシャレがそうなのだろう。女性が美しく着飾り、ジュエリーで装うのは女が「押す」性ではなく「引く」性だからだろう。ヨーロッパの友人達が製作した新しいジュエリーがKに入ってきた。12月8日までK-SHOWROOMで展示している。