演奏の動機
2009/09/14

12月には中国の深圳でのデザインフォーラムに招かれていて、この話をすることになっている。


殆どのデザイナーは間違いなくこういう。「当たり前だよ。人のためにデザインするのに決まっているよ!」という。それが間違いなんだ・・・と僕は言いたい。詩はこころの中から沸き上がってくるものだ。嬉しいときに歌い、悲しいときに泣く。鳥でなくても人間だってその当たり前の歌の動機が許されるべきなんだ。なのに、だれもそうはいわない。そこが問題なのだ。
デザインはサービス業ではない。自分の歌を歌おうよ。そうすれば、人はその歌に耳を傾けてくれる。その歌が感動的だったら人はなんどでも聞きたいというだろう。問題はその歌が感動的かどうかだけなのだ。人のために歌を歌うことは立派なことだろう。人を勇気づけ、人を喜ばせる歌がいけない筈がない。でも・・・でも・・・人は先ず自分のための歌うべきだ。自分のために演奏すべきだ。自分のためにデザインするべきだ。
他者に媚びることなく、自分の歌を歌うことを聴き手も期待している。思いっきり歌おう。思いっきりデザインしよう。
(2009,09,14)
写真は「自分のためにデザインしたKの商品。僕の作品である。もっと見たければこれをクリックしてください。
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