Yasuko's Room
元アクシス編集長関康子のデザイン寄稿

  • 2009/09/15
     「当たり前の再発見」「気づきの触発」「向こう側への思い」。妻有アートトリエンナーレを訪ねて感じたことの第一は、これだった。
  • 2009/08/31
     大自然よりも、文化的、都市的なものに魅力を感じてしまう。・・・なので、最近、国内の旅といえば、もっぱら京都や奈良だった。こうした歴史都市には、1000年以上にわたる人々の営みが幾層にも積み重ねられていて、数回の訪問では決して知りえない、一筋縄では味わうことの出来ない魅力が塗り込められているからだ。
  • 2009/07/13
     『超感性経営』の著書の渡邊英夫さんは、当サイト「デザイントープ」とも関係の深い、物学研究会のディレクターを務めたデザイン界の重鎮だった。そして、1970~90年代初頭にかけてソニーデザインがもっとも輝いていた時代に、「Mr.ウォーマン」として知られた黒木靖夫さんと両輪体制で、ソニーデザインの基礎をつくった名デザインマネージャーでもあった。
  • 2008/04/15
    サンジェルマン界隈を歩いているとき、同じデザインの自転車が10数台並んでいる光景に出会った。街中でも同じデザインの自転車に乗っている人を何人も見かけた。詳しいことは何も知らなかったが、ひょっとすると公共レンタサイクルシステムなのかな?と気になって写真だけを撮っておいた。
  • 2008/03/27

    国立装飾芸術美術館内
    のデザインコーナー
    TOY展を見るために国立装飾芸術美術館を訪ねると、TOY展よりも大々的にファッションデザイナーのクリスチャン・ラクロワの回顧展が開催されていた。これが目的でなかったので、例の通りサクーッと眺めて歩いたが、その作品量と発想の豊かさ、まさに装飾芸術という名に相応しい手工芸の数々には驚いた。
  • 2008/03/18
    1937年のパリ万博の際に建てられた「Palais de Tokyo」が、現代美術のギャラリーに生まれ変わったという噂を聞き、訪ねてみた。場所を調べると、セーヌ川を挟んでケ・ブランリー美術館のちょうど真向かい、橋もあって気軽に立ち寄れる。中は、元万博会場だったというガランとしたラフな空間で、余計な手が加わっていないところに好感が持てる。
  • 2008/03/07

    エッフェル塔に程近い
    ケ・ブランリー美術館

    パリの素晴らしいところは、中世から、19世紀後期のオスマン男爵による都市改造をへて、現代に至る歴史的遺産や街並みの美しさもさることながら、未来に向けての都市や文化的な投資が目に見える形で実行され、誰もが公平に楽しむことができることだろう。
  • 2008/02/19
    2007年末、急に思い立って4年ぶりのパリに出かけた。
    パリはやっぱり魅力的。先ず、シャルルドゴール空港の建築からして素晴らしい。JALやエールフランスが発着するシャルルドゴール2のFターミナルなんて、下り立ったその瞬間から、この国の美意識と洗練を感じさせてくれる。これで、タクシーでもバスでも電車でも、40分ほどでパリ市内につけるのだからありがたい。それに比べて・・・・・・、日本も観光立国を目指すなら、国際空港の立地や空間デザインをもっと考えてほしいものだ。
  • 2008/01/23

    展望台からの眺め
    2005年にオープンしたゴールデン・ゲート・パーク内にあるデ・ヤング美術館を訪問。
  • 2008/01/02

    プエブロの教会
    アメリカ、ニューメキシコの州都アルバカーキーからクルマで90分ほどのところに、サンタフェの町はある。かのジョージア・オキーフはこの町の郊外に暮らし、数々の名作と孤高の芸術家としての伝説を残した。多くのアーティストを惹きつけるサンタフェは、全米でも屈指のアートスポットであり、観光地だ。
  • 2007/12/18

    細かすぎる柄(これがヒッタイ
    ト以来の伝統的なもの)

     旅の醍醐味といえば「観る、食う、買う(お土産を)」だろう。その点もトルコは優れている。5000年の歴史が育んだ伝統工芸が数多くある。絨毯やキリム、布製品、陶器類、楽器、象嵌細工製品などなどだ。
     
  • 2007/12/06

    金角湾に架けられた新旧市街を
    結ぶガラタ橋の下はカフェやレ
    ストランに。
    最後はイスタンブール。かのオスマントルコの帝都だけあって、トプカプ宮殿、アヤソフィア、ブルーモスク、グランバザール、地下宮殿などなど、見所たくさん。もちろん博物館・美術館も多い。
  • 2007/11/27

    カッパドキアの風景


    イズミールからイスタンブール経由で、カッパドキアへの起点カエセリ空港へ。このあたりは中部アナトリア地方と呼ばれる高原地帯。BC15世紀(資料によってはBC20世紀とか、古すぎて起源が特定できない)には、ヒッタイト帝国の領土として栄えていたそうだ。
  • 2007/11/16

    イズミールの海岸線


    デザインに関わる仕事をしておきながら、最近、個人で行く旅先には「世界遺産」なんて、悠々自適のシニアが行きそうな場所を選んでしまう。それも、辺境の地にその栄華の痕跡を残している古代遺跡とか、なんでこんなところにこんなものを?という、荒唐無稽なモニュメントなど、人間の内なるエネルギーの強さを実感できる世界遺産だ。さらに、そこに辿り着くまでの移動時間や交通の不便さが大きいほど、感動も大きい。やはり、感動は「楽」しては得られないのかな?
  • 2006/08/30

    ジャンタル・マンタルの全景
     ダッカから、カルカッタ経由で、この旅の最後の宿泊地デリーに着いたのは、夜10時頃。皆で旅の無事を祝って最後の晩餐をする予定だったが、レストランはどこもすでにクローズ。仕方なく、24時間オープンのカフェテリアで、ハンバーガーやフレンチフライを摘む。
  • 2006/08/30

    チャンティガール駅にあった有料体重測定器
    チャンティガールでの怒涛のコルビュジェ建築探訪の次は、バングラディッシュの首都ダッカにあるルイス・カーン設計の「国会議事堂」だ。日も明けない早朝にチャンティガール駅を出発し、デリー、南インドのカルカッタ経由でダッカに向かう。しかし、デリーからダッカへの直行便はなく、遠回りだがカルカッタ経由となる。トランジットのための最低3時間は必要なインドの航空事情。飛行時間は合わせてせいぜい3時間ほどなのに、デリー空港、カルカッタ空港で途方もない時間を過ごす。免税店もカフェもない空港ロビーで、日本から持参した本を読むしか、することがない。結局、早朝にチャンティガールを出発して、ダッカのホテルに着いたのは日付も変わろうかという時刻。けれども、すぐにベッドでお休みはできない。なぜなら、私たち一行の到着を待ってくれていた、カーンの議事堂プロジェクトをサポートしたバングラディッシュの建築家たちとの懇親会が用意されていたのだ。ここまで来れば、体力と胃袋の限界への挑戦・・・でしょうか?
  • 2006/08/30

    高等裁判所
    3月2日は早朝から、「建築学校」、渦巻状に成長する美術館構想のひとつ「チャンティガール美術館」、中央官庁エリアにある「高等裁判所」、「チャンティガール議事堂」、「美術学校」を訪問。
  • 2006/08/30

    車内の朝食サービスセット
    2日間のアーメダバード建築巡礼を終えた一行は、やはり飛行機の遅れから2月28日の真夜中に中継地であるデリーに到着。その5時間後にはデリー中央駅からチャンティガールに向けて、車窓の人々となったのであった。味わいのある車内。一等席だと朝食サービス付きで、乗客一人一人にお茶がサービスされる。私は隣席のインドのおば様の作法を横目で観察して、真似てみることにした。その方法は、まずポットからコップにお湯を注いて粉ミルクを溶かしてから、紅茶のティーバックを入れるというもの。日本だとお茶を出してから最後に粉ミルクを入れるのが普通だろう。けれどもインド流で入れたお茶はいつもよりもおいしく感じた。
  • 2006/08/30

    ダーダ・ハリールの階段井戸
    せっかくインドに来ているのに、コルビュジェとカーンの建築しか見ない?という不満解消のために、アーメダバードでは、この地方の代表的な建築物である井戸を見学することに。
    アーメダバードのあるグジャラート州は乾燥地帯。そのためこの地の統治者たちは、飲料水確保のために多くの井戸を建設した。井戸といっても、穴があって、桶をたらして水を汲むといった簡単な施設ではなく、階段状に掘下げられた堅牢かつ華麗な装飾が施された建築構造物だ。
  • 2006/08/29
    この春、渋谷にオープンしたミニシアター系コンプレックスQ-AXで、「マイ・アーキテクト」という映画が上映され、建築界ではちょっとした話題となった。マイ・アーキテクトとは20世紀のアメリカを代表する建築家ルイス・カーンであり、映画の内容はカーンの息子が亡き父の足跡を辿りながら、その人物像を探るというもの。クライマックスは、カーンの代表作バングラディッシュの首都ダッカに建つ「国会議事堂」のシーン。
  • 2005/10/21

    カサ・ダ・ムジカ
    「カサ・ダ・ムジカ」を私なりに表現をすると「現代建築のテーマパーク」。建築に関わる方からはお叱りを受けてしまいそうですが、そんな印象を持ちました。
    建物の中には大小2つのホール、そして音楽にまつわるさまざまなサービスルームが用意されています。外観は極めて単純な巨大なコンテンポラリーアートのよう。けれども内部はテーマパークのように現代建築の最先端が「これでもか!これでもか!」とてんこ盛り。こう感じるのは、この建物は、基本的に移動スペース(廊下、階段、エスカレーター)は意図的に狭く、そこを通り抜けると、ポルトの街が一望できるホワイエ、ポルトガルの名産アズレージョのタイルで埋め尽くされた休憩室、澄み切った青空を望む屋上、広がりのある空間が次々と展開されているからでしょう。川端康成さん流に表現するならば「狭いエスカレーターを上りきると、そこはポルトを臨むホワイエだった・・・」という風に、狭い空間、広い空間が自在に組み合わさっています。また各空間は、コールハースさんならではの心憎い、素材使いやディテール処理が施されているのですね。目が回るような建築的な仕掛けが組み込まれており、建築のグローバリゼーションのトップランナーたる作品であろうかと思います。
  • 2005/10/17


    アルヴァロ・シザの建築を見たいという夫に同行して、ユーラシア大陸の最西端の国ポルトガルに出かけた。
    はっきり言って、「デザイン見聞」と言う意味では、何の期待もしなかった。でも、何もないからゆっくりできたし、頭の中も空っぽになった。それに、どこも似たり寄ったりのデザインである東京では、決して出会えないような不思議なかたちや、何十年も変わっていないのだろうなと思わせるアールデコ調のカフェがあったりして、ゆっくり寛ぐことができた。ポルトガルでは、朝食からポルトワインやシャンパンが置いてあって、朝、昼、晩、寝酒と酒びたり?の1週間だった。こんな時、お酒が飲めてよかったなあとつくづく思う。
  • 2005/09/28
    デザイン好きならば必ず訪れるロンドンのデザインミュージアムで、昨年夏亡くなった建築家セドリック・プライスの展覧会が開催されていた。タイトルは「Doubt、Delight + Change」。入口には、20世紀後半の革新的、先鋭的建築家のひとりであり、その建築と都市への働きかけにおけるアプローチは、リチャード・ロジャースやレム・コールーハースに至る現代最も活躍している建築家たちも大きな影響を与えている・・・というような説明がある。
  • 2005/07/19
    ロンドンで起きた同時多発テロにすっかり話題を取られてしまったG8サミット主要国首脳会議(グレンイーグルズ・サミット)ですが、今サミットの主要課題の一つは、アフリカ諸国への支援対策でした。アフリカでは、未だに政情不安な国家が多く、内乱、飢餓、難民、伝染病などなど、悲惨なニュースが伝えられています。そしていつも弱い者――女性や老人、子どもが犠牲になることも・・・。

  • 2005/04/15


    大トンパと王さん
    「桃源郷」「シャングリラ」という言葉を知っている人は多いと思います。麗江周辺の地域こそ、この理想郷であると言われています。確かに、標高2500メートルの高地、空は限りなく青く、空気は澄み、玉龍雪山から流れる玉龍川の水は透明で、花々は咲き乱れ、年間を通して穏やかな気候、こんな恵まれた土地に暮らす人々は穏やかで優しく、少しシャイで、異郷からやってきた旅人にとって、まさに理想郷であったに違いありません。そしてこの理想郷の住人がナシ族の人々なのです。
  • 2005/04/05
    デザイントープの主宰者である黒川雅之さんを団長とした総勢7名で、3月16日~20日まで、中国雲南省の世界文化遺産の街、麗江を訪れました。
    今回の旅を案内してくれたのは、麗江周辺に暮らす少数民族ナシ族の文化に詳しい王超鷹さん。王さんはパオスネット上海の責任者として、日中企業のデザイン開発の橋渡しという仕事をしながら、一方で、中国各地の文化、特に文字の研究にも精力的に取り組んでいます。その王さんの最大の研究テーマが、ナシ族のトンパ文化でありトンパ文字なのです。今回の旅は正味3日間という短い期間ながら、王さんという最高の案内人を得たのでした。
  • 2004/12/06

    1) 切り紙作品。中国人アーティストが仕掛け、
    中国中の人々が思い思いの切り紙を制作したもの。
    11月最後の週末を利用して上海蟹を食べに上海に行ったところ、2004上海双年展(ヴィエンナーレ)の最終日に間に合った。開催場所は市内中心の人民公園内にある上海美術館。近くには中国5000年の文物を集めた上海博物館があり、こちらは超モダンな建築物であるのに対して、美術館の方は地上4階建て1930年代の英国風歴史建築物を改装して使っている。バンド地区やフランス租界など、1920年代、30年代のヨーロッパ風の町並みを多く残す上海市の美術館に相応しい風格あるたたずまいだ。
  • 2004/10/20

    フィレンツェのダ・ヴィンチギャラリーから
    ヒューマノイドロボットの原形?
    9月中旬イタリアに行きました。ローマ、フィレンツェ、ミラノというお決まりコースです。各都市幾度か行っているので名所はすでに確認済みだし、しかも何度でも訪れたいミュージアムはどこも長蛇の列。バチカン美術館もウィッツィ美術館も、ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』も、80年代までは行列もなければ、予約なんて考えられなかったのに・・・、やはり海外旅行はこの20年ほどの間に飛躍的に増加したわけです。そんな今回の旅のトピックは、「レオナルド・ダ・ヴィンチの生家を訪ねる」でありました。
  • 2004/09/02
    早いものでもう9月。楽しい夏休みも、もう終わりです。
    トライプラスの仕事を始めてから、子どもに関するアレコレが気になる今日この頃ですが、7、8月は特に夏休みシーズンでもあり、子どもたちの遊びの環境が目につきました。そんな中、プレイスペースという視点で興味深い場所やプロジェクトに遭遇しましたので以下、ご紹介しましょう。
  • 2004/08/09

    オーナーの郭さん
    7月中旬、猛暑の上海を訪問しました。上海市は電力不足のために気温が35度以上になると、観光名所であるバンド地区のライトアップが中止になってしまうそうで、それを目当てに来た観光客にはちょっと寂しい季節でもあります。
  • 2004/06/29
    この「ヤスコの部屋」、更新が不規則でごめんなさい。そして毎回、私が手掛けた仕事や身の回りの出来事の話が多いのですが、今回は最近完成させた印刷物についてです。
  • 2004/05/12
    「8人のクリエイターが遊ぶ-CONSTRUCTION TOY-遊具展」の作品紹介の続きです。
    今、大人たちの間でも話題になっているのが、磁石を使った遊具「マッドマグ」です。マッドマグは韓国のジムワールド社の遊具で、長短2種類のマグネットバーと金属ボールを自由に接続して、四角推や立方体などの基本形態が造形でき、さらにこれらを重ねていくことによって分子構造や複雑な構造物も作ることができるというものです。「マッドマグ」にチャレンジしてくれたのは、韓亜由美さん(ランドスケープアーキテクト)と山中俊治さん(インダストリアルデザイナー)のお2人。
  • 2004/05/11
    去る3月24日~4月19日までの1カ月弱、松屋銀座のデザインギャラリーで、「8人のクリエイターが遊ぶ-CONSTRUCTION TOY-遊具展」が開催されました。展覧会の趣旨は前回の記事をご参照ください。

    さて、本展の企画は、日本のアート界、デザイン界の第一線で活躍している8人のクリエイターに、機能性+デザイン性に優れた4種類のコンストラクショントイ(組み立て遊具)の中から気に入ったものを1点選んでもらって、クリエイターならではの豊かな発想力と経験から、新しい遊び方を発見し提案してもらおうというものでした。そして、出てきたものは今まで遊具のイメージを大きく超えた遊び方でありオブジェで、大人でも楽しめる遊具の可能性を感じさせてくれるものでした。簡単にご紹介しましょう。
  • 2004/01/30
    上海で活躍するアーティスト+グラフィックデザイナー+パオスネット・パートナーの張少俊さんが浅草のGallery ef(http://www.tctv.ne.jp/get2-ef/)で個展をしている。張さんを知ったのは約1年ほど前。私がお手伝いしている物学研究会(http://www.k-system.net/butsugaku/)で中国へデザイン視察旅行を企画した折に、中国側のアレンジをいろいろお手配いただいたのがきっかけだった。出会ったときはパオスネット上海の代表という肩書きでご紹介いただいた張さんだったのだけれど、その後、日本の多摩美術大学でグラフィックデザインを学んだデザイナーであり、同時に中国の伝統的な絵画や書をアレンジしたコンテンポラリーアートも手がける作家であることも知った。その張さんの個展が開かれるというので、年末でにぎやかな浅草まで出かけた。
  • 2004/01/30
     今回の旅の目的――前半はフランス近代住宅を見るというもの。有名なものではシャローのガラスの家(パリ)、コルビュジエのペイックの住宅(ボルドー)と母の家(スイス)、プルーヴェのナンシーの家(ナンシー)、コールハースのボルドーの家などなど。後半はコルビュジエの建物にプラス、多くの建築家に影響を与えたといわれているプロヴァンスのル・トロネ修道院を訪問することでした。この修道院はエクスアン・プロバンス市内からクルマで90分ほどのル・トロネ村からさらに10分ほど山道を走ったところにある12世紀頃建造されたシトー派の修道院です。
  • 2004/01/30
    ラ・トゥーレット修道院

     リヨン市内からクルマで1時間弱、いかにもフランスといった豊かな丘陵地の一画にコルビュジエの代表作といわれるラ・トゥーレット修道院はあります。ここもかつての僧房の一部を宿泊施設として転用しています。僧房ですから部屋は簡素そのもの。簡単な洗面台、ベッド、収納、机は室内備わっていて、シャワーとトイレは共有です。言うなればユースホステルの名建築版といったところでしょうか。
  • 2004/01/26
     最近、巷の雑誌では「デザイナーズホテル」がたびたび特集されます。デザイン好きであれば、有名デザイナーが手掛けた素敵な空間でゆっくり寛ぎたいと考えますよね。でも、もう1歩踏み込んで名建築に泊まるというのはどうなのでしょう? 例えば、スペイン政府が力を注いでいる「パラド-ル」は、アルハンブラ宮殿など歴史的建造物の一部をホテルに変えて手軽な料金で泊まれるというものなどです。